また会えたときに

これは、我がオットの遺した手記による、実話に基づいた物語です。

【後書き】6 野田さんからの悲鳴

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野田さんの悲鳴はこちら

私の記事に、軽いクレームがついた。ご本人からである。

しかし、これは誹謗中傷ではないぞ。

4文字熟語で言うと、、、なんだろう。

野田さんへの、『叱咤激励』ってほどでもないな。

鼓舞激励。でもない。4文字熟語ひとつだけでは説明できない。あ、いくつか使って説明できるかもしれない。

行雲流水の如く全国を巡った野田さんの、千古不易なる大慈大悲をここにあらはし、三思九思と悩み、一視同仁の心で色即是空を体現する様を少しでもここで紹介し、仁者無敵の理を私の寿命の尽きるまで説いてみたい』

ということになる。

大袈裟に書いたけど、要するに、野田さんのでぇれぇおもれぇそのキャラクターを惜しみなくバラして、皆さんに幸せ〜な気持ちになっていただく、という壮大な企画だと思っていただきたいのですね( ´∀`)

そうそう。そうなんです。

私が、このブログを始めた理由もそこにあったのだ。


一人のキャラクターにフォーカスして表現するってところが面白いじゃろ?


例えて言うならば、ペットの愛らしさや賢さを書いて発信しているブログとか、幼い我が子の可愛さを発信しているブログとか、大好きなアイドルや、推しメンの素晴らしさを発信しているブログなどと同じカテゴリに入る。

私の場合は「ちょっと間抜けで、おっちょこちょいで、器用になんでもこなせそうなのに不器用で、行くところ出会う人起きる現象全てにすこーし関わって去っていき、温かい何かを残していく不思議なおっちゃん」がその対象である、ということになる。

彼を追い、観察し、その全てをここに書き残すことが、全国の善良なるおっちゃん達はもちろん、疲れ果てた主婦のみなさま、悩み多き思春期の子ども達、その道のプロと言われる職人さんたち、苦しみを抱いて今にも消えようとしている繊細なる人々、そして私のように病気が進行して諦めるしかない状況にいる人たち、にとっての「希望」になると思うのだ。

その希望は、かっこいいところばかりでは生まれないのだ。ずっこけアンビリーバボーな言動と行動が小さな笑いを生んでくれて、この人ならずっと安心できるという宗教を超えたスーパー信心が生まれ、不器用ながらも表現者として努力し続けている生き様を見て生まれてくるものだ。

野田さんは、完全無欠の人ではない。何でもできる凄い人!ではないのだ。あえて言うと、穴だらけ隙だらけ。油断しすぎて騙されていることがわからない。これまで、のぶさんから聞いた話だけでも、自分が使うお金以外で使ったお金、は勘定できないほどあるとのこと。だからいつも金欠病。

もっと自分のために時間を使えばいいのに、と思うけど自分にはあまり構っていられないほど忙しくてせわしくて、慌ただしい。時間がないことを当然だと思っているからそれに関しての愚痴もない。

本当は、もっと楽にできる方法を知っているはずなのに、なぜか苦難の道を選んで歩き、怖がりでビビりなくせに震えながらも楽しもうとしている。。

正直、、、

ドMか。

と思ってしまったりもする。。。


ごめんせぇよ野田さん。ここは言いすぎたかもな。でも、筆は止まらんのじゃ。


ただひとつ。素晴らしいのは、野田さんの周りに集う人々。

金もない、時間もない。

けど、人は有る。


野田さんの周りにいる人たちの厚みが凄い。絶対にこの人を守るんだと、決めて動いている人たちの集まり。危なっかしい彼を、あらゆる手段を使って、密かに守り抜いていることを野田さんは知らない。いや、知らなくていい。またいらん気を使うから。

あなたが、仙台四郎の如く、人々にしろばかと呼ばれながらも愛されて、会う人に福をもたらす神として舞い降りたなら、私はこのブログで応援しようと決めたのだ。

だから暴言失言、許してくださいな。ありがとう(^^)

これからも、自ら墓穴を掘り、地雷を踏み、しまったやばいと焦り、周りに気を使い、謝りながらも自分のメンタルを落とさないように工夫しつつ、しかしもうだめだとなったときは急に開き直って強くなり、平然として仕事を進め、終わってから足がガクガク震えてくるあなたのことを、全力で、書き残していきます。

この記事を読んだ時も、おそらく絶叫悶絶しながら、心が受け入れ準備をしていくんだろうな〜。おそらく2時間くらいかけて自分を納得させ、私を許す理由を上手に探し、私がこれを書かなくてはならなかった理由をこじつけ貼り付け、少しずつ平常心に戻っていき、いつもの野田さんに戻っていく。

そう。そんな人なのだ。

例えていうならば、ターミネーター2の形状記憶合金でできたT-1000、じゃな( ^∀^)



【後書き】7 30年前の人形劇ノーカット版 へ続く