<ドラマ制作チームスタッフより>
5月23日、収録二日目。
朝10時からスタートした収録は、初日に続き順調。
始終和やかに進めて行けるよう、初日からスタジオには、スィーツコーナーを設置♪
普段からスィーツ担当の弊社スタッフが、Fさんに楽しんでいただきたいと、市内を走り回って、美味しいもの🍰カワイイもの🍭を集めました✨
福井の定番スィーツ、羽二重餅、五月ヶ瀬、
カワイイ代表で、
西洋菓子倶楽部さんのカップケーキ&アイスキャンディー
VIVANTさんのショコラバー
御素麺屋さんのカラフルなフルーツ大福。
スィーツの合間におかきも欲しいねよしむらさん。
「とにかく、見るだけでテンション爆上がりになるようなコーナーを作ってねっ!」
という私のリクエストに、見事に応えてくれたスタッフたちに感謝!!
もちろん、Fさんもとっても喜んでくださいました(*>.<*)
特にアイスクリームが大好きだというFさん。
シリアスなシーンを前にした休憩時間に、アイスをお持ちすると、
「えー。。どうしよう。。あー。。どうしよう。。こんなの食べたら、幸せな気持ちになっちゃうもん。。どうしよう。。。」
と、散々悩まれて、収録終了までがまん!の選択をされたのです。
アイスを前に、真剣に悩むFさんに、またしてもスタッフ一同ハートぐさっ!ですよ!
その日のランチは、お弁当をご用意いたしました。
普段から弊社でもよく利用させていただいている、SALさんのプレートランチ。
野菜と玄米にこだわった、SALさんのお弁当は、いつも美味しい♪
こうやって、初日同様順調に進んだ二日目ですが、ただひとつ気がかりだったのが、その日は朝からずっと、さっちゃん監督とのコンタクトがとれていなかったこと。
前日の夜には、Fさんからのメッセージ動画を見て感動で涙していたら、ナースに見つかっちゃって、スマホひったくられて、ナースセンターは大盛り上がりだった!という、元気なメッセージが届いていたのに。
私が送ったLINEが既読にならないまま、昼が過ぎ、午後になり、、、
Fさんはじめ、スタッフ全員に不安がよぎりました。。。
それでも収録は進む中、16時を過ぎた頃に、私のLINEにさっちゃんからのメッセージが!!
「口から血が大量に出ちゃって、緊急手術に。心配かけちゃったかしら。ごめんなさいね。でももう大丈夫だから。」
緊急手術。そんな大変なことになっていたなんて。。。
いくら強靭なゾンビさっちゃんとはいえ、私たちに心配かけまいと、術後すぐにメッセージを送ることも相当つらかったはず。
現実を思い出させられました。
とにかく、私ができることを一生懸命、必死で、熱く、やり遂げるしかない。心配していても、不安に圧されていても、何もすすまない。
さっちゃんは闘っている。
それに応えていく。
そう気を引き締め直したのでした。
スタジオにも新たな緊張が走り、でもそれは決してネガティブなものではなく、全員が私と同じ気持ちであったと思います。
その夜には、さっちゃんから続報も入りました。
手術で、悪いものを切除したおかげで、最近見え難くなってきていた左目が、また見えるようになったと!これは朗報。よかった。。。
さっちゃんは、もともと右目が不自由。頼みの綱の左目の視力が無くなってきていると聞いて、心配していました。
でも、誰よりも日々不安と恐怖を感じているのは、さっちゃんご本人。そして、それらと懸命に闘い、耐え、頑張っているのもさっちゃん。
すごい人だ。
心から尊敬する。
こんなにすごい人を、私はこれまで身近では知らない。
いや、お一人だけ知っている。
昨年3月に他界された、さっちゃんのご主人だ。
体が不自由になって、手の力が入らなくなってもなお、棒を口にくわえてキーボードを打ち、私にメールもくださっていた。
そんな状況でのメールだったことは、後に知るのだけど。
奇跡のような物語を書いた、原作者のご主人と、脚本にしたさっちゃんだけど、
私に言わせれば、このご夫婦そのものが奇跡。
知り合せていただけたことに、私の人生に大きな光と意味を与えてくれたことに、心から感謝しています。
ああ、、この回は、グルメレポートで終わろうと思っていたのに、、、こんな流れになっちゃった💧
そんなこんなで、ハラハラもありましたが、収録二日目も無事終了したわけです。
この日の夜ご飯は、スタジオのある鯖江市内で。
こちらもよく利用させていただいている、お食事処「よしのり」さんへ。
女将が、Fさんの大ファンで、大興奮でした^^
今日のご報告ひとまずここまでで。
読んでくださってありがとうございました。
さっちゃんは、今もがんばって、ゆっくりなペースではありますが、ブログ更新続けていらっゃいます。
こちらもぜひお読みいただけると嬉しいです。(*^^*)
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